エージェントとは、人とコミュニケーションし、人の行動を支援したり代替したりする機械やロボット、ソフトウェアのことを指します。

コミュニケーションロボット、サービスロボット、インテリジェントアシスタントなど様々な種類や呼称がありますが、エモテクJAPANでは、それらを総称して「エージェント」と呼んでいます。

また、人が裏側で操作を行うテレプレゼンスロボットやアバターなどもエージェントの概念に含まれると考えています。

私たちは、エージェントを単なる「道具」ではなく、人と心を通わせる「社会的存在」だと位置づけています。

多くの道具は人の“身体的負荷”や“知的負荷”を減らすための存在です。

一方でエージェントの役割は、“身体的負荷”や“知的負荷”だけではなく、人の“心理的負荷”を減らすことにあると私たちは考えました。

思索、決断、行動、そして他者とのコミュニケーションなど、人の営みには、不安や緊張、煩わしさや飽きなど様々な心理的な障害があります。

パートナーとして、サポーターとして、ひとりひとりの「私」を「私たち」に変えていくことで、心理的な障害を取り除き、人の営みの助けになることがエージェントの存在意義だと考えます。

そして、この存在意義を果たすために必要不可欠な要素が「エモテク」なのです。